転職を決意した理由を教えてください

私は製薬企業の研究職を8年間勤めてきました。前職在職中は、研究職はこの先何年続けられるのか、10年後に自分はやりたい仕事ができているのか、といった不安を感じていました。 一方で転職という人生を左右する大きな決断を出せずにいました。そんな時に会社の研究所が閉鎖することとなり、会社に対する不信感もあって退職を決意しました。 今後の人生について考え、以前から興味を持っていた知財業界へ転職したい気持ちが強くなりました。

転職成功の秘訣を教えてください

今思うと、担当の方との最初のカウンセリングの際に、未経験業種への転職の可能性を示していただけたこと、自分という人間性をつかんでいただけたことがいい方向に進んだ要因だと思っています。 30分程度の電話でしたが、担当の方と信頼関係を築き上げていく良いきっかけとなりました。 ヒアリングの際に、事務所の先生の中には能力以外にも人間性を評価してくださる方がいること、そして事務所で働くにあたり重要な要素を自分が持っていると評価いただけたことで、 知財業界への転職に対する迷いを吹っ切り、その後の気持ちがこもった活動ができたと思っています。

転職後はいかがでしょうか

担当する仕事の特許内容を理解するために、自分の専門外分野の勉強を通して日日新しい知識を吸収できることが楽しいですし、 これまでの研究業務で培ってきた論理的な思考を十分に生かせる分野だということもわかり、当初の予想よりも楽しい仕事内容だと感じています。 一方で、お客様の権利がからむので気を使いながら仕事をする必要性を感じています。これまでの研究業務と異なり、お客様の存在を近くに感じながら仕事ができていることも新鮮に感じています。

面接で気をつけた点はなんでしょう

正直に知財業務の経験がないこと、化学分野の専門知識を持ち合わせていないことをはっきりと伝えました。 未経験でも自分のやる気を信じてくれる先生の下で働きたいと考えていたので、自分のやる気を自分のできる範囲で正直に伝えました。 事前に面接時の英語試験や面接対策に関するアドバイス等を知財お仕事ナビの担当の方から頂いていたのも助けになりました。

今回の転職を最終的に決断する上で、”決め手”となったことがあれば教えてください

事務所の先生の人柄です。面接の中で自分の性格に合いそうな先生であり、この先生の下で勉強したいと思えたことが決め手です。 また、内定をもらった後の、決断にも苦労しましたが、その際の相談にも知財・弁理士お仕事ナビの担当の方がのってくれました。 今はその決断が間違えていなかったと思っています。ありがとうございました。

転職活動中の方へ一言アドバイスをお願いします

迷いが完全になくなることはないかと思いますが、後で後悔しないためにも自分は正しいと信じながら活動することが大切かと思います。

『知財・弁理士お仕事ナビ』の印象はいかがですか？

当初思っていた以上に親身になって、相談やアドバイスをいただけました。 また、私の専門はバイオだったのですが、分野をバイオに絞って活動した場合はかなり厳しいという点も、はっきりと伝えていただけたのには感謝しています。 今回の転職では、気持ちを新たに一からスタートするつもりでいたこと、今後自分の知識範囲を広げるために化学の分野へ挑戦したい気持ちがあったこともあり転職活動の初期段階から、 分野をバイオだけでなく化学にも広げて活動するきっかけとなりました。

【転職成功者の声】特許技術者編

• エンジニアから特許技術者へ！未経験からの特許業界転職（34歳・男性）
• 弁理士試験受験過程で転職活動を開始（20代・女性）
• 企業研究職から特許技術者へ　大きな決断の後の新たな一歩（34・男性）
• スキルを上回る転職成功の秘訣（20代・男性）
• 企業知財担当から特許技術者への転身（30代・男性）
• 真剣に考えたからこそ、良いご縁に恵まれました（20代・男性）
• 毎日充実して楽しく元気に仕事してます！（40代・女性）

【転職成功者の声】その他の知財・特許関連職種

• 弁理士
• 特許・商標事務員
• 特許調査
• 企業知財部
• 「未経験者」向け