Q4-8 特許事務所、部署間の異動は可能ですか?
所内で異動希望を出したものの・・・
「国内案件に長く携わってきたが、英語スキルを磨くため、海外案件にも関わりたい。」「中間処理に特化してきたが、一から明細書を書いた方がやりがいがありそうだ。」・・・こうした希望が、事務所勤めの方であれば少なくないかと思います。ただ一般に、こうした分業体制を採っている大規模事務所では、部署異動の希望が通らないことも多いようです。
部署間の異動が難しい理由
事務所を経営する側に立って考えてみましょう。特許事務所のように専門的な業務=知識集約型の業務形態では、人件費が経費の大半を占めますね。そのため、所員には経験済みの業務範囲を確実にこなしてもらい、新たにかかる教育コストは抑えたいと思うのも仕方ありません。こうした理由から、所内異動はなかなか受け入れ難いため、実際に部署間の異動を円滑に進めている大規模事務所は、それだけの理念を貫いて制度を維持している、素晴らしい事務所であると言えます。
所員の成長の早い、小規模事務所
一方で、中小規模の事務所の場合、少ない所員で舞い込む全ての業務に対応せねばなりませんから、幅広い業務経験を積む必要があります。この場合、半ば必要に迫られての場合もありますが、部署間の異動は比較的スムーズです。近年、クライアント側はワンストップで幅広いサービスを提供するよう求めている傾向にありますので、ゆくゆくは中小規模の事務所で鍛練を積まれた方が、業界の求める人物像になっていくかも知れません。
現在の部署でスペシャリストとしてスキルを磨くべきか、部署異動・転職によって幅広い業務にあたるチャンスを掴むべきか、これに関しては、個人の適性に依る部分も多いかと思いますので、弊社、無料転職サポートまでご相談下さいませ。
【知的業界Q&A】知財業界の待遇環境
- Q4-1 特許事務所の給与体系とは?
- Q4-2 特許事務所の福利厚生、しっかり整っているの?
- Q4-3 特許技術者として優遇される資格・経験とは?
- Q4-4 事務員、翻訳者として優遇される資格・経験とは?
- Q4-5 知財関連の勤務地は、どこが多いのですか?
- Q4-6 特許事務所の規模はどれぐらい?
- Q4-7 弁理士は社会保険に加入できないことがあるの?
- Q4-8 特許事務所、部署間の異動は可能ですか?
知的財産業務関連の職種解説

弁理士、特許翻訳者等、知財関連業務に関連する業務の職種を詳細に説明。
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