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Q3-5 TOEICスコアは、知財業界で評価されるの?

TOEICの点数が良いだけでは足りない?

知財業界の転職で、英語力がいかに評価されるのか、気になる方は多いかと思います。ただ、他の資格と同様に、その資格・スコアの取得が、本当に実務に要求されているのか、情報収集して確認する必要があります。

ビジネス英語力の試験と言えば、TOEICが一般的ですが、TOEICの形式はリーディング・リスニングのみであり、特許技術者・翻訳者に必要なライティングの能力を測れません。また、明細書の作成・翻訳には、出願が拒絶される限界まで、権利範囲を広げるための独特の表現方法が存在するなど、即戦力を望めば望むほど、実務の中での英語力が重要視されます。

また、語彙等に関しても、知財実務にはビジネス英語だけでなく、技術英語の知識が必要であり、現段階で適切な試験方法がないため、結局は、実務の中で技術英語を扱ってきた経験が問われます。

TOEICスコアが求められる職種もある

ただ、海外とのレター交換と言って、出願手続きに際して海外代理人とやりとりする必要のある、海外事務(外国事務)と呼ばれる職種に関しては、一般的なビジネス英語のコミュニケーションが要求されるため、TOEICスコア等が、選考条件に含まれるケースは多いようです。

また近年、メーカー各社は海外市場までアンテナを張る必要に迫られ、知財戦略において、海外出願まで考慮する場合がほとんどです。そのため採用・人事考課において、ビジネス英語力を評価に加えるのは当然であり、TOEICスコアで英語力を担保する企業が増えています。企業知財部への転職をお考えの方は、転職先の幅を広げるためにも、TOEICスコアの取得をお考え下さい。

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