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契約担当者

特許権、商標権、意匠権などの知的所有権者は、その知的所有権を独占的に実施する権利を専有します。しかし、その権利は自分で実施するだけでなく他人に実施させたり、譲渡したりすることも可能です。この、自分の知的所有権を他人に使わせる契約を結ぶことをライセンス契約を結ぶといいます。
ライセンス契約を結ぶ理由としては色々考えられますが、例えば、現在の電化製品は様々な特許の集合体であることを考えれば、その製品の中のある部品について特許をとった会社が、その製品製造会社にその特許を売りつけるパターンや、資本借り入れの担保としてライセンス契約を結ぶ場合もあります。また最近では、大学にストックされている知的財産をうまく市場で活用する「産学連携のライセンス」にも注目が集まっています。
契約担当者とは、主にこのようなライセンス契約の交渉をする職種です。
ライセンスを結ぶ為には利害問題、法的問題等様々な苦難を乗り越えなくてはなりませんが、自らが手がけた知的財産が市場に活躍するのを見た時には非常に大きなやりがいを感じることでしょう。

具体的な仕事

  • 特許ライセンス
  • 商標ライセンス
  • 意匠ライセンス
  • 著作権ライセンス

必要スキル

コミュニケーション能力

契約はコミュニケーションの場です。一方的な自己主張だけでは、どんなに素晴らしい提案でも相手に受け入れてもらえないでしょう。相手の要望を把握し、この提案が双方の要望を満たせることを確認しあうことが契約への近道です。
また、契約の際には金銭面等で条件が折り合わない場合も多いです。メリットとデメリットを洗い出し、双方納得できるよう最適な、時には大胆な取捨選択というものも重要になってくるでしょう。

語学力

契約の相手は何も日本人に限りません。海外企業や海外の大学と契約する為には英語も必要になってくるでしょう。また、英語だけでなく、ドイツ語、中国語、韓国語などの他の言語にも精通していることも契約担当者を目指す上で大きな武器となるでしょう。

専門知識

当然、目的となる特許の知識が無ければ話し合いにはなりません。知識が無いばかりに不利な契約を結んでしまい、会社に莫大な損害を与えてしまうケースも考えられます。そういった意味でも、自分の得意とする分野を作ることが重要でしょう。